先輩社員の声

長畑 渉

22歳/入社1年目

入社した理由、
きっかけはなんですか?

大学卒業後はドライバー系の仕事に就きたいと考えていて、在学中に求人情報を物色していました。
その中でみやこ食品をみつけ、とても気になったので応募することにしました。すぐに返事をいただき、半日間の体験入社をさせてもらいました。
温かい職場の雰囲気、働く従業員の明るい人柄、配食先での親身な接客など、魅力的に映る場面が多く、実際に自分が働く姿を想像することができたため、内定をいただくと同時に入社する意思を伝えました。

仕事を通じて成長ややりがいを
実感することはありますか?

仕事を覚えたと言えるレベルにはまだ達していないかもしれませんが、配食サービスを利用する高齢者の方々と、仕事を通じて様々なコミュニケーションを交わすことができています。
そうした日々の接客から、自分が必要とされている(私が来ることを楽しみにしてもらえている)実感を得て、この仕事へのやりがいを心から感じることができています。

働く前と働き出した後とで
イメージや考え方など何か変わったことはありますか?

配食というと、ただ食事をお届けすることだけが目的のように思うかもしれませんが、高齢者配食の場合、一般的なお弁当配達とは内容から目的までまるで違います。
高齢者を見守ることが目的のため、安否確認がとにかく重要なのです。

正直なところ、ご利用者様の体調を気にするとか、異常や異変を敏感に察知するとか、自分には難しいんじゃないかと不安もありました。けれど、常日頃から毎日のように顔を合わせていると、普通なら見過ごしてしまう変化や、普通じゃ気づかない違和感も、表情や会話、雰囲気などから感じ取ることができるんです。
食事を届ける以外にも、高齢者を見守るという意義ある役割を果たせているのだと、そう思えるようになりました。

10年後はどうなっていたいですか?
配送以外にやりたいことはありますか?

入社から今現在も、配送ドライバーとして配食の仕事に専念していますが、もっと余裕を持って仕事ができるようになったら、他部署の業務なども教わり、営業などにもチャレンジしていきたいです。

鮫島 翔太

36歳/入社3年目
役職 班長

入社してから
どんな成長がありましたか?

売上のことを考えるようになりました。一つ一つの売上に対し、自分がどう貢献できるのかを考え、行動に落とし込むことを心掛けています。従業員の意見やアイデアが会社の業務に反映される仕組みがあり、私もアイデアを採用してもらい、実際に今プロジェクトを進めています。そうした”やる気次第で活躍できる””自分で考えて仕事できる”職場環境なので、自然と業務能率や拡販戦略などに意識が向くようになりました。

一般的なお弁当配達と比べ、
やりがいが持てることはなんですか?

私には子どもが2人います。下の子はまだ2歳で、食材や味付け、形状などいろいろと気を遣って食事を与えています。そして、とても大切に愛情を持って接しています。
我々が食事をお届けしている高齢者の御客様にも、そういった時代があり、様々な愛情を受けながら人生を歩まれてきたのだと思います。表現が正しいかは分かりませんが、そうしたお客様のもしかしたら最期になるかもしれない食事を届けているのです。
我が子には、最期の食事も幸せな気持ちで食べてほしいので、そんな想いを胸に高齢者の皆さまに食事を届けています。お客様の人生にしっかり関わっているんだという実感が、私にやりがいを与えているのだと思います。

あなたにとってこの会社は、
他の中小企業や大手企業と比べてどんなカンジですか?

これまでに私が働いてきた会社の中では、おそらく一番規模の小さい会社なので、正直なところ、多くの部分で大雑把さを感じます。しかし問題や課題に対する改善策を自分で考え、実践できることは楽しいです。上手くいくことばかりじゃないですが、挑戦と失敗を繰り返すことで、着実に成長している自分を喜ばしく思うこともあります。
人と人との距離が近いのも、中小企業の良さですかね。提案企画も社長が直々に目を通し、意見やアドバイスをくれます。結果を出せばちゃんと評価してくれますし、全体の業績が上がれば従業員思いの社長がみんなに還元して下さるので、待遇面での不満もありません。

会社は今後どうなっていくと思いますか?

これからどんどん“しっかりした会社”になっていくと思いますし、私自身も社員の努めとして、そうなるよう尽力していきます。

國本 文和

46歳/役職 部長

今の地位に就けたのは
なぜだと思いますか?

新卒でも高卒でも、とにかく10代20代から何年もやってきた仕事というのは、たとえ始めた動機が不純であったとしても、社会人としての基礎を築き、いつでも立ち返ることのできる原点に成り得るものだと私は思っています。
この仕事が自分に合っているかどうかなんて分からない。とにかくやり続ければ、いずれ自分の仕事が下の者たちへのお手本となる。仕事とは自分に合っているかどうか、好きか嫌いか、楽しいかつまらないかじゃなく、自分の存在価値そのものです。

途中で辞めてしまえば、他の会社に移ったとしても、自分の存在価値はゼロに戻ってしまう。
私もまた、一生続けていくような仕事じゃないと、一度この会社を辞め、転職しています。けれど3年ぶりに戻ってきた時、この会社での私の存在価値は辞める前と変わっていなかった。むしろ即戦力として歓迎してくれました。

仕事も従業員も社内のことも、勝手知ったる他人の家です。これを覚えなきゃ一人で仕事できないなんてものもない。でもだからこそ、会社が進化していくための未知の可能性を切り拓いていきたかった。その願いと意欲のままに、私はこの会社でいろいろな新しいことに挑戦させてもらいました。

おかげさまでたくさん失敗し、たくさん反省した分、たくさん成長することができました。そうして本部長にまでなれた。苦労することも背負う責任も増したけれど、骨をうずめる気でいる会社なのだから、大変になったからって会社を善くしていくことに手を抜くことはありません。私が思う存分力を発揮できるのは、この会社だからです。そして今の地位に就けたのも、20代から7年半かけて培った存在価値がアドバンテージとなり、その後も私を後押しし続けているからです。

仕事は楽しいですか?

管理職をしていた20代の頃は苦悩ばかりで、とても仕事が楽しいだなんて思えませんでした。けれど一度辞めて、”離れて分かる親の有難み”じゃないですけど、自分にはこの仕事やこの職場が合っていたということに気づいて戻ってこられた分、もう他に望むものはないというか、これで十分と思ってすごく前向きに働くことができています。

そのおかげで、自分にも会社にも、商品にもサービスにも自信と誇りが持てるようになり、仕事も自ずと楽しくなりました。もし仕事が楽しくないんだとしたら、それはきっと自分に自信がないからなのだと私は思います。
営業部隊を指揮するようになってから現場を離れることが多くなったのですが、今は「営業」だけでなく「広報」「総務」「人事」「労務」と、これまで弊社になかった部署業務を構築していっています。誰に教わるでもなく、自分で調べ自分で考え自分で新たに仕事を創っていくのは、大変だけど楽しいです。

会社のPRポイントはなんですか?

配送員を正社員雇用しているのは弊社ぐらいだと思います。見守り(安否確認)を主とする接客はそれほどの責任を伴います。大変な仕事ですが、お客様から「ありがとう」と云われる仕事はそうありません。
他人の心に喜びを与える仕事とは、自分自身にも喜びを与えてくれます。そして、配達の仕事でこれほど給料を出す会社も他にありません。評価制度も弊社が弊社に合わせてつくった独自のものです。

技術や能力以上に「人間力」を評価します。
夏と冬、年2回の賞与支給に加え、従業員へ還元することに熱心な社長からは、何かと特別手当や慰労品が贈られます。昇給のための役職も、配送だけで4段階のキャリアがあります。自己研鑽のための研修費やセミナー参加費なども会社が負担してくれます。
社員交流のための集会(通称サークルカフェ)も毎月2回開催されており、参加も自由です。その他福利厚生については、随時アイデアを募っているため、採用される度に増えていきます。

今後の展望を聞かせてください。

私が基礎的に整備した各種の部署業務に担当者を配置していきます。目的は「育成」です。自分で考えて仕事をする、自分で調べて必要な仕事を見出していく、そういう人材を育てていかないと、会社自体の新陳代謝がストップしてしまうからです。
やりたい仕事がみつからないなら、この会社でやりたい仕事をつくりませんか。弊社が目指す企業とは、やる気のある社員がやる気を思う存分発揮して、やる気の分だけ稼ぎを増やしていける、そういう企業です。